米検察、大統領選へのウクライナ介入疑惑を捜査=NYタイムズ

Reuters

発行済 2021年05月28日 13:07

[ワシントン 27日 ロイター] - 米紙ニューヨーク・タイムズは27日、複数の関係筋の話として、ウクライナが2020年の米大統領選に介入した疑惑について米連邦検察当局が捜査を進めていると報じた。

ウクライナの当局者が、トランプ前大統領の顧問弁護士を務めたジュリアーニ元ニューヨーク市長などを通じてバイデン大統領の不正疑惑に関する情報を流布させ、大統領選に影響を与えようとした疑いがあるという。バイデン氏は不正行為を否定している。

捜査はトランプ前大統領の任期が終了する数カ月前に、ニューヨーク州東部地区の連邦検事局が開始した。現在進められているジュリアーニ氏のウクライナ関連取引を巡る捜査とは別件という。