バイデン大統領の支持率低下、民主党支持者の不満高まる=調査

Reuters

発行済 2021年06月30日 20:26

[ニューヨーク 30日 ロイター] - ロイター/イプソスの世論調査によると、バイデン米大統領の支持率が4月以降、特に民主党支持者の間で低下している。

調査は今月11ー17日に全米で実施。バイデン大統領の実績を支持すると回答した人は55%、同大統領の新型コロナウイルス対策を支持すると回答した人は65%。

トランプ前大統領の支持率がこの水準まで上昇したことはなく、4年前の同時期の調査ではトランプ氏の支持率は36%だった。

ただ、バイデン氏の経済対策、銃犯罪への対応、税制改革に不満を持つ有権者は、民主党支持者を中心に増加。特に40歳未満や、非白人の民主党員、非大卒者の不満が高まっている。

有権者の4分の1近くは、経済が最大の課題だと主張。有権者の過半数が生活費の上昇を懸念していると答えた。政府がどこまで対応すべきかについては、意見がほぼ二分された。