次期NY市長にアダムス氏の公算大、民主予備選で勝利 11月に本選

Reuters

発行済 2021年07月07日 10:32

更新済 2021年07月07日 12:45

[6日 ロイター] - 米ニューヨーク(NY)市長選の民主党予備選挙は6日、最新の集計結果が公表され、元警察官でブルックリン区長のエリック・アダムス候補(60)が勝利した。本選でも勝利すると見込まれている。

依然として8000票弱の不在者投票が集計されていないものの、アダムス候補は2位のキャサリン・ガルシア前市衛生局長を約1%ポイント(8426票)リードしており、勝利が確実となった。人権問題を専門とする弁護士マヤ・ワイリー候補は3位。

本選でもアダムス候補が勝利すれば、黒人として2人目のNY市長となる。

11月の本選では、共和党候補である自警団「ガーディアン・エンジェルス」創設者のカーティス・スリワ氏と激突するが、民主党の登録有権者数は共和党を圧倒しているため、勝利が有力視されている。