Reuters
発行済 2021年07月25日 13:48
更新済 2021年07月25日 15:00
[東京 25日 ロイター] - 東京大会から五輪の新種目となったスケートボードは25日、東京・江東区の有明アーバンスポーツパークで男子ストリート決勝を行い、堀米雄斗(22)が初代王者となった。
スケートボードのストリートは、階段や手すりなど障害物を設けた街中のようなコースで技を競う種目。堀米は予選6位で上位8人による決勝に進出した。
コース内を自由に滑る「ラン」では4位だったが、障害物1つを選んで大技を繰り出す「ベストトリック」で逆転。40満点中、トップの37.18点で優勝した。ケウビン・ホフラー(ブラジル)が36.15点で銀メダル、ジャガー・イートン(米国)が35.35点で銅メダルを獲得した。
会場がある東京・江東区出身の堀米は直後のインタビューで「すごいシンプルだが、すごい嬉しい」とコメント。2016年に東京五輪の正式種目になることが決まり、「遠すぎて(五輪に)出られるか分からなかったが、自分がやっていることを積み重ねていくうちに五輪が近づいて行った」と語った
堀米は1999年生まれ。2016年にスケートボードのメッカである米カリフォルニア州に拠点を移した。今年6月にイタリアのローマで行われた世界選手権で優勝した。
堀米は「今日この五輪という場所に立てて本当に嬉しい」と話した。
白井空良は9位、青木勇貴斗は17位で予選敗退となった。
が書いた: Reuters
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