ロシア首相の択捉島訪問、「極めて遺憾」=官房長官

Reuters

発行済 2021年07月26日 12:20

更新済 2021年07月26日 13:00

[東京 26日 ロイター] - 加藤勝信官房長官は26日、日本が自国の領土であると主張し、ロシアが実効支配する北方領土の択捉島へのミシュスチン・ロシア首相の訪問は「極めて遺憾」だとして、近くロシアに抗議する考えを示した。北方4島での共同経済活動に関するプーチン大統領の発言については、留意すると述べた。

ミシュスチン首相の択捉島訪問について、加藤氏は「訪問が行われないよう、これまでもさまざまなレベルでロシア側に対して、繰り返し申し入れして来た」と述べ、「ロシア首相による択捉島訪問は、北方領土に関する日本の一貫した立場と相容れず、極めて遺憾」と非難した。