五輪=男子柔道73キロ級、大野将平2連覇「心動く瞬間あれば光栄」

Reuters

発行済 2021年07月26日 20:01

更新済 2021年07月26日 22:45

[東京 26日 ロイター] - 東京五輪は26日、男子柔道73キロ級で大野将平が技あり(支え釣り込み足)でラシャ・シャフダトゥアシビリ(ジョージア)を下し、金メダルを獲得した。大野は2016年のリオデジャネイロ大会に続いて同階級を制した。

大野は試合後「リオ五輪を終えて、苦しくて、つらい日々を凝縮したような、そんな1日の戦いだった」と語った。その上で、新型コロナウイルス禍中に五輪が開かれたことについて「賛否両論あることは理解している。われわれアスリートの姿をみて、何か心が動く瞬間があれば光栄に思う」と話した。

試合は互いに組み合うも4分間で決着がつかず、延長戦に突入。大野が得意とする大外刈りはポイントにならなかったが、最後は支え釣り込み足で技ありを奪った。