五輪=伊藤美誠、日本初メダルも「悔しい」 卓球女子シングルス銅

Reuters

発行済 2021年07月29日 20:57

更新済 2021年07月30日 01:46

[東京 29日 ロイター] - 東京五輪は29日、卓球女子シングルス3位決定戦が行われ、伊藤美誠がユ・モンユ(シンガポール)をゲームカウント4-1で下し、銅メダルを獲得した。日本の女子シングルスで初のメダルとなった。

伊藤にとっては、混合ダブルスで獲得した金に続く今大会2つ目のメダル。しかし試合後、「勝てたことはうれしいが、正直悔しい気持ちのほうが大きい」と語った。決勝に進めなかったこと、3位決定戦までに状態を立て直しきれなかったことが悔しさの要因だと、泣きながら話した。

伊藤は第1ゲームを6-11で落とした後、残りの4ゲームを11-8、11-7、11-7、11-6で取った。