帰国拒否のベラルーシ選手、ポーランド亡命申請 夫はウクライナに

Reuters

発行済 2021年08月02日 17:49

更新済 2021年08月02日 22:54

[東京 2日 ロイター] - 帰国指示を拒み日本の警察などに保護を求めていたベラルーシの五輪代表クリスツィナ・ツィマノウスカヤ選手(24)が2日、都内のポーランド大使館に入った。同選手と連絡を取っていた日本在住のベラルーシ出身者によると、ポーランドに亡命を申請をする方針という。

ツィマノウスカヤ選手は午後5時ごろにポーランド大使館前で車から降り、大使館員2人にあいさつをして大使館の敷地に入った。

大使館員らはコメント要請に応じなかった。

大使館前には女性2人が同選手を支持するために現れた。うち1人はベラルーシ反体制派のシンボルとされる赤と白の旗を持っていた。