テニス=全米OP、メンタルヘルス問題への取り組み発表

Reuters

発行済 2021年08月25日 11:20

更新済 2021年08月25日 14:36

[ニューヨーク 24日 ロイター] - 全米テニス協会(USTA)は24日、来週からスタートする四大大会の全米オープン(OP)本戦を前に、選手のメンタルヘルス問題に対応するための取り組みを行うことを発表した。

スポーツ界では昨今、選手のメンタルヘルスに注目が集まっている。女子テニスで世界ランキング2位の大坂なおみは今年5月、メディア対応の義務を巡り大会主催者と対立し、全仏OPを棄権。その後、数年にわたりうつ病に苦しんでいたことを明かした。

また東京五輪では、五輪で4つの金メダルを獲得したことのある米体操女子のシモーン・バイルスがメンタルヘルスに集中する必要があるとして複数の競技を棄権していた。