独首相候補TV討論、ショルツ氏が3回目も勝利 投票まで1週間

Reuters

発行済 2021年09月20日 15:22

[フランクフルト/ベルリン 19日 ロイター] - 26日に総選挙を控えたドイツで19日、投票前最後となる3回目の候補者テレビ討論会が行われ、直後の世論調査では中道左派・社会民主党(SPD)のショルツ財務相が勝者との結果が示された。メルケル首相の後任として最有力候補の地位を固めた。

保守与党、キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)のラシェット党首は世論調査で一貫してショルツ氏にリードされており、追い上げが課題となっていた。

ショルツ氏は社会的不平等の問題を巡りラシェット氏を非難し、自身が首相に就任すれば最低賃金を時給12ユーロ(14.08ドル)に引き上げると改めて表明した。CDUはこれに反対している。