テニス=WTA、中国から事業撤退も 彭帥の消息不明問題で

Reuters

発行済 2021年11月19日 12:40

更新済 2021年11月19日 15:28

[19日 ロイター] - 女子テニスのツアーを統括するWTAのスティーブ・サイモン最高経営責任者(CEO)は18日、ダブルス元世界ランク1位の彭帥(中国)への対処に問題があった場合、中国でのトーナメント開催から撤退する用意があると警告した。

彭は中国交流サイトの微博(ウェイボ)で2日、中国共産党の幹部だった張高麗元副首相から性行為を強要され、合意の上で不倫関係を持ったと暴露。その投稿は約30分後には削除されたが、投稿のスクリーンショットがインターネット上で拡散し、大きな話題となった。

この投稿以降、彭は消息不明となっており、その身を案じる声が世界中で高まっている。大坂なおみやセリーナ・ウィリアムズ(米国)なども安否を心配するコメントを出している。