ハッカー攻撃にベラルーシ情報機関関与、ウクライナ高官が指摘

Reuters

発行済 2022年01月16日 18:33

更新済 2022年01月17日 12:54

[キエフ 15日 ロイター] - ウクライナの安全保障担当高官は、政府機関の複数のウェブサイトが受けた今週の大規模なサイバー攻撃について、ベラルーシの情報機関に関連したハッカー集団の犯行と指摘した。ロシア情報機関関連グループが使用したのと似たマルウエアを使用したという。

ウクライナ外務省、内閣府、国家安全保障国防会議などのサイトが13日からサイバー攻撃を受け始め14日にアクセス不能となった。

国家安全保障防衛会議のSerhiy Demedyuk氏はロイターに文書で、14日の攻撃について「UNC1151と呼ばれるグループが関与していると、現段階ではみている」と述べた。