バイデン氏、キング牧師引き合いに投票権保護法制定を訴え

Reuters

発行済 2022年01月17日 12:13

[フィラデルフィア 16日 ロイター] - バイデン米大統領は16日、フィラデルフィアを訪れ、暗殺された公民権運動の指導者マーティン・ルーサー・キング牧師の遺志を称えるとともに、投票権保護法の制定や過激主義の台頭に対する協調行動を引き続き求めた。

バイデン氏はテキサス州コリービルのシナゴーグ(ユダヤ教会堂)で男が4人を人質に立てこもる事件があったことに触れ、人質を取った犯人の動機についてはまだ解明されていないところがあるとした上で、「反ユダヤ主義と、この国における過激主義の台頭に立ち向かう」と表明した。

大統領夫妻は、17日のキング牧師の日の祝日を記念し、フィラデルフィアの慈善団体「フィラバンダンス」でボランティア活動を行っている。