米国務長官、ロシアに「即時の緊張緩和」促す 米ロ外相会談

Reuters

発行済 2022年02月02日 01:12

更新済 2022年02月02日 01:54

[ワシントン 1日 ロイター] - ブリンケン米国務長官は1日、ロシアのラブロフ外相と会談し、「ロシアによる即時の緊張緩和とウクライナ国境からの軍備撤退」を促したと、米国務省が発表した。

ブリンケン長官はまた、相互の安全保障上の懸念についてロシアと「実質的な交流」を継続する米国側の意思を強調したという。

国務省当局者によると、ブリンケン長官とラブロフ外相との電話会談は約30分で終了。ブリンケン氏は、ロシアにウクライナを侵攻する意図がないのなら、今こそが国境沿いに集結させた軍隊を撤退させ、欧州の集団的な安全保障の強化に向けた真剣な協議を開始する時になると伝えた。