習氏、中ロ首脳会談でウクライナ緊張緩和要請すべきだった=米高官

Reuters

発行済 2022年02月05日 08:01

[ワシントン 4日 ロイター] - 米国のクリテンブリンク国務次官補(東アジア・太平洋担当)は4日、北京で行われたロシアと中国の首脳会談について、「中国は、ウクライナ問題を巡る外交および緊張緩和をロシアに促す機会とすべきだった」という認識を示した。

ロシアのプーチン大統領は4日、北京冬季五輪開幕に合わせ訪中し、習近平国家主席と北京で会談した。北大西洋条約機構(NATO)拡大反対や台湾を巡る中国のスタンスで一致するなど、新たな戦略的な結束を鮮明にした。ウクライナ情勢などを巡り対立が深まっている欧米をけん制する狙いがあるとみられる。