日米英など9カ国、北のミサイル非難 安保理は一致した対応取らず

Reuters

発行済 2022年02月06日 09:00

[国連 4日 ロイター] - 米英や日本など9カ国は4日、国連安全保障理事会後に共同声明を発表し、北朝鮮による1月30日の中距離弾道ミサイル発射を非難した。安保理として一致した対応を取ることはなかった。

共同声明に参加したのは理事会を構成する15カ国のうち、米国とアルバニア、ブラジル、フランス、アイルランド、ノルウェー、アラブ首長国連邦、英国の8カ国。これに日本が加わった。

米国のグリーンフィールド国連大使は非公開で開かれた会合後、記者団に「私たちは圧力をかけ続けなくてはならない」と語った。大使はその後、30日のミサイル発射は「重大なエスカレーション」であり、「地域をさらに不安定にする」との共同声明を読み上げた。