五輪=スポーツの人権団体、北京での「権利侵害」を指摘

Reuters

発行済 2022年02月19日 12:06

[18日 ロイター] - スポーツにおける人権を促進する非政府組織(NGO)の国際的な連合体「スポーツ・アンド・ライツ・アライアンス(SRC)」は18日、北京冬季五輪での人権侵害を指摘し、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長との会談を要求した。

北京冬季五輪では、フィギュアスケート女子のカミラ・ワリエワ(15、ROC)が団体でチームの優勝に貢献した後に昨年12月にドーピング違反があったことが発覚。スポーツ仲裁裁判所(CAS)によって個人戦出場が認められ、ショートプログラムでは首位に立ったが、17日のフリーでミスや転倒を繰り返し、結局4位に沈んだ。