対ロ制裁まだ、EUがウクライナ要請退け ノルドストリーム2対象か

Reuters

発行済 2022年02月22日 02:56

[ブリュッセル/ウィーン 21日 ロイター] - 欧州連合(EU)は21日、外相理事会を開催し、ロシアに対する制裁をまだ行わないことで一致した。まず緊張緩和に向けた外交努力を続ける方針。即時の制裁導入を求めるウクライナの意向には沿わない形となった。

リトアニアのランズベルギス外相は、ウクライナは既に経済面などで甚大な被害を被っているとして、ロシアによる侵攻を確認した場合以外にも制裁を科すべきと主張。また、ロシア軍を駐留させているベラルーシにも追加制裁を科すよう要請した。