ロ軍がウクライナ南部の一部掌握、チェルノブイリや首都にも迫る

Reuters

発行済 2022年02月25日 00:45

更新済 2022年02月25日 02:36

[キエフ 24日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は24日、ロシア軍が南部ヘルソン地域の一部を掌握したと発表した。また、チェルノブイリ原発跡の制圧も目指していると明らかにした。

さらに、ウクライナ軍当局によると、首都キエフ近郊のホストメル空港では、ロシア軍のヘリコプターなどがパラシュート部隊を降下させ、戦闘が続いている。

これに先立ち、ウクライナ内相の顧問は、ベラルーシ方面から進軍中のロシア軍が首都キエフから北に130キロメートルあまりにあるチェルノブイリ原発跡周辺に侵入したと明らかにし、キエフ市長は地下鉄の駅を防空壕として使用するよう呼び掛けるとともに、外出禁止令を発出した。