ロシアの「犯罪」拡大、民間地域にも攻撃 米国務長官が非難

Reuters

発行済 2022年03月02日 01:37

更新済 2022年03月02日 03:37

[ジュネーブ 1日 ロイター] - ブリンケン米国務長官は1日、ウクライナに侵攻したロシアの攻撃が病院や学校、住宅にも及んでいるとし、ウクライナにおける「ロシアの人権侵害と国際人道法違反が時間と共に拡大」していると非難した。

ブリンケン長官は国連人権理事会向けのビデオ演説で「われわれはプーチン大統領が無条件でこうした行動をやめるべきという断固かつ結束したメッセージを送る必要がある」と強調した。

3日に国連人権理事会で予定されるウクライナ情勢を巡る緊急討議では、ウクライナ政府と同盟国による決議に基づき違反行為に対する国際的な調査委員会が設置される見通しで、「証拠文書の作成や説明責任を確実にするための重要なステップ」と述べた。

さらに「ロシアが攻撃を人権擁護と不当に正当化する試みを拒絶する必要がある」と強調した。