EXCLUSIVE-中国の空母が台湾海峡航行、米中首脳会談直前=関係筋

Reuters

発行済 2022年03月18日 16:50

更新済 2022年03月18日 19:00

[台北 18日 ロイター] - 関係筋によると、中国の空母「山東」が18日、米中首脳会談を控え、台湾海峡を航行した。米駆逐艦「ラルフ・ジョンソン」が追尾したという。

現地時間午前10時半ごろ、台湾の金門島付近を航行した。民間機の乗客が撮影したという。

台湾も状況を監視するため、軍艦を派遣した。

台湾国防部(国防省)はこの問題についてコメントを控えたが、台湾軍は台湾海峡での中国の活動を常に注視しており「標準的な手順に従って対応している」と説明した。

米海軍のラングフォード報道官はラルフ・ジョンソンが「国際法に従い、(現地時間)17日に、国際水域で通常通り台湾海峡を通過した」と述べた。詳しい説明はしなかった。