独、ロ大使館員の相当数を「好ましくない人物」に指定 仏も追随

Reuters

発行済 2022年04月05日 02:13

更新済 2022年04月05日 07:46

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[ベルリン/パリ 4日 ロイター] - ドイツ政府は、在ベルリンのロシア大使館に勤務する「相当数」の職員を「好ましからざる人物」に指定する方針を決定した。ベーアボック外相が4日、明らかにした。

ウクライナ検察当局は前日、ブチャを含む首都キーウ(キエフ)近郊の複数の地域で計410人の遺体が発見されたと発表。ベーアボック外相は「ブチャで起きたことは、ロシア指導部とそのプロパガンダに従う人々の信じがたい残虐性を示している」とし、「独政府は、自由と社会の結束に反する仕事をしてきたロシア大使館の数多くの職員を、好ましからざる人物に指定することを決定した」と述べた。

ドイツ外務省によると、ドイツで公認されているロシア外交官は104人。