習氏「制裁の乱用」に反対表明、プーチン氏も西側批判 BRICS会議

Reuters

発行済 2022年06月24日 00:37

更新済 2022年06月24日 16:46

[ロンドン 23日 ロイター] - 中国の習近平国家主席は23日、同国やロシアなどが参加する新興5カ国(BRICS)首脳会議で、「一方的な制裁や制裁の乱用に反対する」と表明した。ウクライナ侵攻を受けた西側諸国による対ロシア制裁を念頭に置いた発言とみられる。

習氏は、国連の体制に基づく真の多国籍国際システムを支持する必要があると強調。「冷戦思考を放棄し、対立を阻止する必要がある」とした上で、「主要新興国および途上国として、BRICSは自らの責任を果たしていかなければならない」と述べた。