サッカー=FIFA、W杯で準自動オフサイド判定導入と発表

Reuters

発行済 2022年07月02日 11:07

[1日 ロイター] - 国際サッカー連盟(FIFA)は1日、今年11月に開催のワールドカップ(W杯)カタール大会で、オフサイドをより速く、より正確に判定するために「セミ・オートメーテッド・オフサイド・テクノロジー(SAOT)」を導入すると発表した。

SAOTでは、スタジアムの屋根の下に設置された12台の専用カメラと、ボールに埋め込まれたセンサーを使うことで、ボールや選手の手足の動きを細かく追跡し、ピッチ上の正確な位置を算出する。これにより、際どい状況でのオフサイドに関するビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)による判定の一連の負担を減らし、確認に要する時間を短縮するのに大いに役立つとみられる。