トランプ氏側近バノン被告、議会侮辱罪で有罪 襲撃調査巡り

Reuters

発行済 2022年07月24日 08:53

[ワシントン 22日 ロイター] - 米首都ワシントンの連邦地裁陪審は22日、トランプ前米大統領の側近だったスティーブン・バノン元首席戦略官・上級顧問が、昨年1月の米議会襲撃を調査する下院特別委員会による召喚や資料提出の要求に従わなかったとして、議会侮辱罪で有罪評決を出した。

30日以上1年の禁錮刑と100ドルから10万ドルの罰金が科される可能性がある。量刑は10月21日に言い渡される予定。

バノン被告は評決後、記者団に「われわれはきょう戦いに敗れた。われわれは戦争をしている」と語った。被告の弁護士は有罪評決を不服として控訴する意向を示した。