米FBIなど、トランプ氏宅捜索後に政府機関への脅迫増加と警告

Reuters

発行済 2022年08月15日 15:16

[ワシントン 14日 ロイター] - 米連邦捜査局(FBI)と国土安全保障省(DHS)は、先週行ったトランプ前大統領邸宅の家宅捜索を受けて、各法執行機関に対する脅迫が増加していると警告した。

DHSはロイターに、12日に通達を送付したことを確認したが、内容は明らかにしなかった。CNN、NBCおよびCBSは内容を報じている。

CBSによると、通達は「フロリダ州パームビーチのトランプ氏宅の捜索以後、連邦法執行機関と、規模は小さいが他の法執行機関・政府当局者に対する脅迫が増加していることをFBIとDHSは認識している」と述べた。

「FBI本部前に『汚い爆弾(ダーティーボム)』を仕掛けたり、『内戦』や『武装反乱』を呼び掛けたりする」ケースがあったとしている。大半の脅迫はオンラインで行われているという。