核兵器は抑止が目的、ウクライナで使用の必要ない=ロシア国防相

Reuters

発行済 2022年08月16日 17:30

更新済 2022年08月16日 19:36

[モスクワ 16日 ロイター] - ロシアのショイグ国防相は16日、ウクライナで核兵器を使用する必要はないと表明した。ロシアが核兵器や化学兵器を配備する可能性があるというメディアの憶測は「完全な嘘だ」と述べた。

モスクワで開催された国際安全保障会議で演説し「軍事的な観点から言えば、設定された目標を達成するためにウクライナで核兵器を使用する必要はない。ロシアの核兵器の主な目的は、核攻撃を抑止することだ」と説明した。

「特別軍事作戦でロシアの戦術核兵器や化学兵器の使用を巡る憶測をメディアが広めている。これらの情報は全て完全なうそだ」と強調した。