バイデン氏、共和党トランプ派の「過激主義」非難 権利擁護訴え

Reuters

発行済 2022年09月02日 12:33

[フィラデルフィア 1日 ロイター] - バイデン米大統領は1日、ペンシルベニア州で演説し、トランプ前大統領に傾倒する共和党議員らが民主主義を脅かしているとの批判を展開した。11月の中間選挙をにらみ、過激主義を拒否するよう国民に呼びかけた。

トランプ氏のスローガン「米国を再び偉大に」の頭文字から「MAGA(マガ)」と呼ばれるトランプ氏支持派は、民主的選挙の結果を覆し、憲法を無視することもいとわないと主張。人工妊娠中絶やプライバシー、避妊、同性婚の権利がない時代へと「この国を後退させようとする決意」だと訴えた。

「トランプ氏とMAGA共和党議員は米国の根幹を脅かす過激主義を象徴している」とし、「平等と民主主義が攻撃されており、われわれが知らないふりをしても自分のためにならない」と訴えた。