金門のドローン撃墜は「適切」、台湾行政院長が中国けん制

Reuters

発行済 2022年09月02日 12:54

[台北 2日 ロイター] - 台湾の蘇貞昌行政院長(首相)は2日、中国のすぐ沖合で台湾が実効支配する金門群島に飛来した無人機(ドローン)を撃墜したことについて、度重なる警告を経たもので「適切な」行動だったとした上で、中国は自制するべきだと述べた。

台湾軍は前日、金門群島の獅嶼空域に侵入した所属先不明の民生用ドローンを初めて撃墜。当局はこうした侵入の増加に対処するために厳しい措置を取ると表明した。