テニス=フェデラーが現役最後の試合終え涙、「完璧な旅だった」

Reuters

発行済 2022年09月24日 13:13

更新済 2022年09月24日 14:09

[ロンドン 23日 ロイター] - 男子テニスで元世界ランキング1位のロジャー・フェデラー(スイス)が23日、ロンドンのO2アリーナで行われた欧州選抜と世界選抜による対抗戦、レーバー・カップのダブルスに出場し、現役最後の試合を戦った。

41歳のフェデラーは四大大会通算20勝を誇り、最も偉大な選手の1人と評価されている。複数回の手術を必要とした右膝の問題により、ロンドンで3日間開催されるレーバー杯で24年のキャリアを終えることを発表していた。

フェデラーは、これまで最大のライバルとして競い合ってきたラファエル・ナダル(スペイン)とペアを組んでダブルスの試合に臨んだが、ジャック・ソック、フランシス・ティアフォー組に6─4、6─7、9─11で屈した。

試合中は感情を抑えていたフェデラーだが、試合後のセレモニーで、コート上に自身のモンタージュが投影され、英国のシンガーソングライターのエリー・ゴールディングが歌を披露すると、ベンチで隣に座っていたナダルとともにあふれる涙をこらえ切れなかった。