米、ウクライナに6.25億ドルの追加軍事支援 ハイマースなど

Reuters

発行済 2022年10月05日 02:35

更新済 2022年10月05日 04:00

[ワシントン 4日 ロイター] - 米ホワイトハウスによると、バイデン大統領は4日、ウクライナのゼレンスキー大統領と電話会談し、6億2500万ドル規模の追加軍事支援を行うと明らかにした。支援には高機動ロケット砲システム「ハイマース」が含まれる。

ホワイトハウスの声明によると、バイデン大統領はロシアによるウクライナ領土の併合を決して認めないと強調。さらに「必要な限り、ロシアの侵攻から自国を守るウクライナへの支援を継続する」ことを約束した。

電話会談にはハリス副大統領も参加した。

今回の支援策はロシアによるウクライナ東・南部4州の併合宣言以降で初めてのもの。また国内余剰兵器の移送を許可する緊急時大統領在庫引き出し権(PDA)に基づく支援策で、このような支援はウクライナ軍が大きな戦果を得た9月中旬以降で2回目となる。