ロシア「ウクライナが意図的に砲撃」、避難中の住民4人死亡

Reuters

発行済 2022年10月21日 20:00

[21日 ロイター] - ロシアは21日、ウクライナ南部のロシア支配下にあるヘルソンから避難していた市民をウクライナ軍がミサイルで攻撃し、少なくとも4人が死亡、13人が負傷したと発表した。

ウクライナ当局者は、攻撃は認めたものの、実施したのは夜間外出禁止時間帯だと説明した。

ロシアは先月、ヘルソン州など4州の併合を一方的に宣言。しかし南部のロシア側当局は、ウクライナ軍の激しい攻勢を予想し、約5万─6万人の住民を避難させているところだった。

ロシアの調査委員会は、ヘルソンを出発しドニプロ川を渡ろうとしていた市民の集団に対し、ウクライナ軍がクラスター弾を搭載した高機動ロケット砲「ハイマース」で意図的に攻撃したと指摘した。