北朝鮮、東岸沖へ短距離弾道ミサイル2発 米日韓「挑発」と非難

Reuters

発行済 2022年10月28日 12:17

更新済 2022年10月28日 16:55

[ソウル 28日 ロイター] - 韓国軍合同参謀本部は28日、北朝鮮が短距離弾道ミサイル2発を東岸沖に向けて発射したと明らかにした。北朝鮮は最近、異例の頻度でミサイルを発射し、米韓の合同演習に対する抗議と主張している。今回は米軍も参加する韓国軍の定例野外機動訓練の最終日というタイミングになる。

合同参謀本部によると、ミサイルは北朝鮮東部の江原道通川から発射された。「韓国軍は完全な準備態勢を維持している」とし、米国と緊密に連携し監視と警備を強化したと表明した。

米インド太平洋軍は、28日の発射は北朝鮮の違法な大量破壊弾道ミサイル計画による悪影響を鮮明にしたと指摘した。