ウクライナ巡る西側対応「破壊的」、プーチン氏が独首相に再考要請

Reuters

発行済 2022年12月02日 23:10

[2日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領とドイツのショルツ首相が2日、電話会談した。ロシア大統領府によると、プーチン氏はウクライナに関するドイツなどの西側の対応は「破壊的」だとし再考を求めた。

ロシア大統領府の声明は「ウクライナ政権に武器を供与し、ウクライナ軍を訓練しているドイツを含む西側諸国の破壊的な路線に注意が向けられた」とし「ウクライナへの政治的、財政的支援とともに、これら全ては、ウクライナがいかなる交渉構想も完全に拒否しているという事実につながっている」と指摘。

「(プーチン氏は)ドイツ側に対し、ウクライナ情勢に関しアプローチを再考するよう求めた」と述べた。