ヘンリー英王子、兄の「暴力」主張 今月出版の自伝で

Reuters

発行済 2023年01月06日 13:07

更新済 2023年01月06日 13:55

[ロンドン/マドリード 6日 ロイター] - ヘンリー英王子が今月出版の自伝「スペア(Spare)」で、2019年に妻のメーガン妃を巡って兄のウィリアム王子と口論になった際、床に倒される暴力を受けたと主張していることが分かった。

同著は10日に出版されるが、英紙ガーディアンが流出した内容を伝えたほか、ロイターもスペインで同国語版を入手した。また、英ITVもヘンリー王子とのインタビューを一部公開した。

それによると、19年にロンドンのヘンリー王子の自宅で、ウィリアム王子がメーガン妃について「気難しい」「無礼」などと批判。その後、「彼(ウィリアム王子)は私の襟をつかんでネックレスを壊し、床にたたきつけた」という。

ヘンリー王子はあぜんとしてしばらく床に横たわり、その後立ち上がって出て行くよう兄に伝えたところ、殴り返せと挑発されたが拒否。その後、ウィリアム王子が「後悔している様子で謝ってきた」とし、暴力についてメーガン妃に話さないよう頼まれたと記した。