英国、領空監視体制見直しへ 中国偵察気球問題受け

Reuters

発行済 2023年02月13日 20:03

更新済 2023年02月13日 22:46

[ロンドン 13日 ロイター] - 英国のウォレス国防相は、中国の偵察気球が今月、米国領空に侵入したことを受け、領空の安全保障を見直すと述べた。

ウォレス氏は12日夜に英紙テレグラフに「英国と同盟国は、このような領空侵犯が安全保障面で意味するところを検討していく。この事態は、国際的脅威の情勢が悪い方向に変化していることを示す新たな兆候だ」と述べた。

テレグラフ紙は、英国空域の監視体制の変更が必要か検討される見込みだとしている。