再送ロシア、軍の信用落とす行為に処罰強化へ 軍事会社保護も

Reuters

発行済 2023年03月01日 16:32

更新済 2023年03月02日 10:46

(見出しに「UPDATE 1」を入れました)

[モスクワ 1日 ロイター] - ロシア軍やワグネル・グループなどの民間軍事会社の信用を落とす行為を禁じる法改正案が1日、議会に提出された。禁錮刑の期間を延長するほか、ワグネルの傭兵を保護する。

ロシアは1年前のウクライナ侵攻開始直後に検閲に関する包括的な法律を導入した。

軍隊の信用を落とす行為は現行法で最長で禁錮5年、軍隊に関する虚偽の情報を故意に拡散する行為は最長15年とされている。

法改正を提案したボロディン下院議長は法律を厳格化し、両方の罪に対して最長禁錮15年とするものだと説明。

「ロシア国家と国民の安全を確保するために命を懸けている全ての人を守る構想で、違反者には厳しい罰が下るだろう」とメッセージアプリのテレグラムに投稿した。

罰則は最大500万ルーブル(6万6580ドル)の罰金、5年以内の強制労働、15年以内の禁固刑としている。