五輪=東京で銅のウクライナ選手、ロシア選手に「会いたくない」

Reuters

発行済 2023年04月08日 12:04

[7日 ロイター] - ウクライナのアーティスティックスイミング(AS)選手、アレクシーワ姉妹がロイターの取材に応じ、2024年パリ五輪へ向け、母国への侵攻を続けるロシアの選手らには会いたくないなどと心境を吐露した。

国際オリンピック委員会(IOC)は先月、ウクライナ侵攻により国際大会から追放されているロシアと協力国ベラルーシ選手について、国を代表しない個人資格の「中立選手」としての競技復帰を認めるよう各競技主催者や連盟に勧告した。パリ五輪に関しては別途決定を下す見通しだが、ウクライナはロシアの選手が同大会の予選に参加する場合、ウクライナ選手は出場しないと表明している。

21歳の双子の姉妹、ウラディスラワとマリナは東京五輪のASのチームで銅メダルを獲得。2022年はチームとデュエット合わせて、金メダルを世界選手権で2つ、欧州選手権で6つ獲得するなど実績を挙げている。