バイデン氏、中国との対話で「雪解け」近いと認識

Reuters

発行済 2023年05月22日 07:53

更新済 2023年05月22日 17:10

[広島/北京 22日 ロイター] - バイデン米大統領は21日、主要7カ国首脳会議(G7広島サミット)閉幕後の記者会見で、中国との対話で「雪解け」は近いとの認識を示し、G7は中国とのデカップリング(分断)を目指しているわけではなく、対中関係におけるリスク低減や多様化を望んでいると述べた。

また、G7が「ともに経済的威圧に抵抗し、自国の労働者に打撃を与える有害な慣行に対抗」する決意で、これまで以上に結束していると強調した。

中国外務省の毛寧報道官は22日の会見で、バイデン大統領の発言に関する質問に、米国は中国を正しく理解して歩み寄り、二国間関係を再び軌道に乗せるべきだと指摘した。