Juarawee Kittisilpa Chayut Setboonsarng
[バンコク 25日 ロイター] - タイ政府による中国人向けビザ免除措置が25日に始まり、セター首相自らが第1陣となった観光客を空港で出迎えた。
伝統衣装を身にまとったダンサーによるパフォーマンスなどでも上海からのフライトでやってきた観光客を歓迎。多くの人が首相と写真に収まった。
首相はスワンナプーム空港で記者団に「この政策が経済を活性化させると確信している」と述べた。
ビザ免除制度は来年2月まで実施。政府はこの5カ月で288万人の中国人観光客を見込んでいる。今年これまでの中国人観光客数は234万人だった。
新型コロナウイルス大流行前は中国が最大の観光客送り出し国で、2019年の観光客3990万人のうち1100万人を占め、1兆9100億バーツ(531億1000万ドル)を消費した。