ボリビア、イスラエルと断交 コロンビアとチリも大使呼び戻す

Reuters

発行済 2023年11月01日 13:02

更新済 2023年11月01日 16:55

Daniel Ramos

[ラパス/エルサレム 1日 ロイター] - 南米ボリビア政府は31日、パレスチナ自治区ガザへの攻撃を理由にイスラエルと断交したと発表した。コロンビアとチリも協議のため駐イスラエル大使を呼び戻した。

ボリビア、コロンビア、チリの3カ国は、イスラエルのガザに対する攻撃でパレスチナの民間人が死亡していると非難。

ボリビア政府高官は会見で「ガザで行われている攻撃的で不釣り合いなイスラエルの武力攻勢を拒絶・非難するため、イスラエルとの外交関係を断絶することを決めた」と表明した。

3カ国は停戦を要求。ボリビアとチリはガザへの人道支援物資の搬入を求め、イスラエルが国際法に違反していると非難した。

コロンビアのペトロ大統領は、今回の攻撃は「パレスチナ人民の虐殺」だとX(旧ツイッター)に投稿した。

メキシコやブラジルなど他の中南米諸国も停戦を呼びかけている。