ボーイング、スピリット・エアロ買収へ協議 737増産も延期

Reuters

発行済 2024年03月04日 08:20

Abhijith Ganapavaram Allison Lampert Valerie Insinna

[1日 ロイター] - 米航空機大手ボーイングは1日、元子会社の航空機部品大手スピリット・エアロシステムズ買収に向けた協議を進めていると発表した。

発表文で「再統合で安全性がさらに強化され、品質向上につながり、顧客、従業員、株主の利益に貢献すると考えている」と説明。スピリット・エアロも協議が進んでいることを確認した。

また、ボーイングはジェット旅客機「737」増産計画の延期をサプライヤーに伝えた。ドアが吹き飛んだ事故に関して信頼の回復を図るとともに、規制当局の要請に応じる。