ロがウクライナに大規模攻撃、ミサイル1発はポーランド領空を侵犯

Reuters

発行済 2024年03月25日 07:32

Pavel Polityuk Gleb Garanich

[キーウ 24日 ロイター] - ウクライナ当局は西部リビウの重要インフラが24日未明にロシアのミサイル攻撃を受けたと明らかにした。ポーランドはロシアの巡航ミサイル1発が一時、領空に入ったとした。

ウクライナによると、ロシアは57のミサイルとドローン(無人機)を発射。首都キーウ(キエフ)も標的となった。

リビウ州のコジツキー知事は重要インフラに攻撃があったとし、極超音速ミサイル「キンジャール」が使用されたと指摘した。

エネルギー省はリビウ州の重要エネルギー施設への攻撃で設備が炎上し、停電が起きたと発表した。知事と同じ施設に言及したのかは不明。

空軍によると、防空システムはミサイル29発のうち18発と攻撃型無人機28機のうち25機を撃墜した。

キーウの軍当局者は、未明に首都と近郊の上空で防空システムが約12機の無人機を破壊したと述べた。被害は軽微にとどまったという。