ロ、ミサイル巡り米に警告 アジア太平洋への配備警戒

Reuters

発行済 2024年04月11日 22:27

[モスクワ 11日 ロイター] - ロシアのリャプコフ外務次官は11日、米国がアジア太平洋に中距離ミサイルを配備した場合、ロシアは短・中距離ミサイル配備自制を解除する可能性があると述べた。RIA通信が報じた。

ロシアと米国は1987年に中距離核戦力(INF)廃棄条約に調印したが、2019年に米国が破棄を通告し失効した。その後、プーチン大統領が、米国と一部北大西洋条約機構(NATO)加盟国に対しINF条約が禁じたミサイル開発のモラトリアムを提案した。