中国、競泳23選手の薬物陽性問題でWADA調査に協力

Reuters

発行済 2024年04月27日 10:36

[26日 ロイター] - 2021年の東京五輪前に中国の競泳選手23人がドーピング検査で陽性反応が出たものの出場が許可された問題で、中国の反ドーピング機関(CHINADA)は26日、世界反ドーピング機関(WADA)の調査に協力する意向を示した。

この問題は、東京五輪開幕の数カ月前に中国の競泳選手らが心臓の薬に含まれるトリメタジジンの陽性反応を示したと複数メディアが報道。WADAは声明で、CHINADAから、選手らが気付かずに薬物に汚染された状態で検体を提出したため陽性反応を示したと、21年6月に通知されたと明らかにした。