(T:4755) 楽天 1130 -67.5大幅反落。
7-9月期営業利益は前年同期比4.5%減の264億円、市場予想を50億円程度下振れたとみられる。
四半期ベースでの減益基調が継続する形にも。
また、7-9月期国内EC流通総額も前年同期比10.0%増で、四半期ごとに伸び率が低下している状況。
また、未収債権の増加率が高止まりしている点に注意といった声もあるようだ。
(T:6632) JVCケンウッド 297 -27大幅反落。
ZMPが来月中旬に東証上場の見通しになったと報じられている。
上場時の時価総額は400億円程度になるとみられているもよう。
同社はZMPと合弁会社「カートモ」を展開しているほか、第3者割当増資も引き受けており、ZMP関連銘柄としての位置づけが高い。
ただ、ZMP上場期待は相当程度織り込まれているほか、時価総額が事前想定よりも小さいとの見方が先行へ。
(T:3436) SUMCO 1192 +51大幅続伸。
前日に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は86億円で前年同期比66%
減益、通期予想は前期比58%減益の125億円と市場予想を10億円強上回る水準にしている。
シティグループ証券では、300mmウェーハの値上げ幅や値上げ期間が想定をポジティブに上回ると判断、投資判断を「1」に格上げしている。
一方、野村證券では株価上昇を考慮して投資判断「リデュース」に格下げ。
(T:6988) 日東電工 7755 +493大幅続伸。
肝硬変治療薬の開発や販売で米ブリストルと提携すると報じられている。
次世代型のバイオ医薬品であり、2018年以降の製品化を目指すようだ。
17年3月期に契約一時金1億ドルを受け取るが、他の臓器の治療薬でも提携して、開発段階で1000億円規模の収入を得る見通しとされている。
医薬品事業がけん引する業容拡大の確度があらためて高まる状況になってきているもよう。
(T:8306) 三菱UFJ 607.9 +50.4大幅続伸。
トランプ大統領誕生後はNYダウが連日の上昇、リスクオンの流れが強く反映される状況になっている。
とりわけ、米長期金利の上昇は金融関連株の追い風に。
また、米国での金融規制緩和なども期待材料視されているようだ。
なお、クレディ・スイス証券では、トランプ氏の勝利による恩恵は銀行セクター内で同社が最も大きいと指摘している。
(T:3443) 川田テク 5280 +705ストップ高。
前日に4-9月期の決算を発表、ポジティブサプライズにつながっている。
営業利益は34億円で前年同期比11倍の水準となり、通期予想は従来の28億円から45億円に上方修正へ。
年間配当金も30円予想から60円に引き上げ。
鉄骨事業の採算向上が業績上振れの背景となっている。
(T:6383) ダイフク 2074 +153大幅続伸。
前日に4-9月期の決算を発表、営業利益は102億円で前年同期比19%増益、従来予想の95億円を上振れる着地となった。
先の観測報道でも95億円程度と伝わっていたほか、第1四半期決算時の下方修正前の水準も上振れており、ポジティブなインパクトが先行している。
また、北米子会社の大幅な収益改善なども評価対象となっているようだ。
(T:5715) 古河機金 174 +10急伸で5月以来の高値水準に上昇。
銅市況の上昇が材料視されているとみられる。
前日のロンドン銅先物は前日比3.5%の上昇、今週に入って上昇率は日増しに高まっており、4営業日での上昇率は12.2%にも達している。
米国のインフラ投資拡大に伴う銅需要の増加が見込まれているもよう。
同社のほか、三菱マテや三井金属、DOWAなど非鉄大手の強い動き目立つ。
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