注目銘柄ダイジェスト(前場):東芝、TDK、ルネサスなど

Fisco

発行済 2017年06月13日 12:59

更新済 2017年06月13日 13:33

注目銘柄ダイジェスト(前場):東芝、TDK、ルネサスなど

東芝 (T:6502):330.3円(+1.2円)
続伸。
早ければ15日にも半導体メモリー事業売却の優先交渉先を選定するとされているなか、各陣営の動きが活発化してきている。
本日の報道では、日米連合に米ベインが合流する案が浮上と伝わっているほか、鴻海陣営には米デルが参加などと伝わっている。
各陣営が巻き返しの動きを強める中で、同社にとっては売却交渉がより優位になっていくとの見方が強まる展開に。

TDK (T:6762):7430円(+180円)
大幅反発。
SMBC日興証券が投資判断を「2」から「1」に格上げしていることが評価材料とされている。
目標株価は8200円から11000円にまで引き上げ。
受動部品の収益改善が進みテックインフレの恩恵を受ける可能性が高いにも関わらず、株式市場でその認識がまだ高まっていないことなどから、上昇余地は大きいと判断しているもよう。
18年3月期営業利益は、市場コンセンサス850億円程度に対して939億円を予想。

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クボタ (T:6326):1909.5円(+59円)
大幅続伸で2月10日の年初来高値を更新。
みずほ証券では投資判断を「中立」から「買い」に格上げ、目標株価も1800円から2200円に引き上げている。
主力の北米やタイの市場動向を踏まえれば、今後の業績モメンタムは改善に向かう可能性が高いと考えているもよう。
アジア農業の機械化、中大型トラクター開拓など魅力的な成長ストーリーもあり、バリュエーション面での評価余地は大きい指摘。

ルネサス (T:6723):1057円(+20円)
下げが目立った。
前日に株式の売出価格が1株825円に決定したと発表している。
5月18日には、産業革新機構やNECなどの大株主が発行済み株式の約25%に相当する最大4億2243万株を売り出すと発表していた(仮条件は750-900円)。
売出価格は想定以上に低いとの見方が優勢であり、需給懸念もより強まるとの見方から、いったんは見切り売り圧力が強まる展開のようだ。

ツカモト (T:8025):129円(+4円)
出来高伴い続伸、一時は前日比16円高の141円まで急伸。
株価の値ごろ感なども強く、折に触れて短期資金が集まり急動意する銘柄と位置づけられる。
目立った材料は観測されないが、日本和装が前日に業績上方修正、配当予想引き上げを発表し、本日急伸のスタートになっている。
着物関連銘柄として、同社にも連想感が先行する形になったとみられる。


エムアップ (T:3661):2303円(+132円)
急伸。
特に新規の材料は観測されないが、6月2日の高値4235円からは半値の水準となり、25日線との乖離もなくなってきたことから、目先の調整一巡との見方が強まり、短期リバウンド狙いの動きが優勢となっているようだ。
引き続き、夏にも配信予定となっている『乃木坂46』とのコラボレーションアプリ『乃木坂46 ~always with you~』に対する期待感が強いようだ。

アプリックス {{|0:}}:621円(+100円)
ストップ高。
同社とチェンジ (T:3962)が、米Amazon.com, Inc.の提供する音声認識機能「Alexa」を利用して各種製品やサービスのUX(利用したユーザーが得られた経験や満足度)を改善するための共同研究を6月中に開始すると発表している。
まず音声による発注が可能となることにより、eコマース(電子商取引)がどのように変化するかについての研究を進める。
音声で操作できる、UXに優れた新製品やサービスを開発、提案していく。

mbs (T:1401): - 円( - 円)
ストップ高買い気配。
パシフィックコンサルタンツと共同による特許について、4月21日付で特許査定を受け、この度登録が完了したと発表している。
発明の名称は「対象物管理サーバ及び対象物管理システム」。
道路、橋梁、トンネル等の社会生活を支える道路構造物や学校、病院等の多くの人間が使用する構造物のように、定期的な点検に基づく適切な維持管理が必要となる対象物を効率良く管理することができるシステムという。

セーラー広告 (T:2156):円(+円)
ストップ高。
18年3月期の第2四半期末(中間配当)において1株当たり5.00円の記念配当を実施すると発表している。
6月21日をもって株式上場10周年を迎えることによるもの。
期末には普通配当5.00円を予定しており、年間配当は10.00円(前期は5.00円)となる見込み。

プロパスト (T:3236):391円(+80円)
急反発。
17年5月期業績の上方修正を発表している。
営業利益見通しは従来の10.94億円から11.69億円(16年5月期は9.04億円)へと引き上げた。
分譲開発事業における一部プロジェクトの販売時期が遅れたものの、バリューアップ事業で収益ビルの新規物件の取得及び売却が想定以上に進捗した。
また、経常利益段階では借り入れ条件の改善等も寄与したが、最終損益段階では減損損失等に関する特別損失を計上した。

こころネット (T:6060):1470円(+114円)
急反発。
昨年7月に公表した中期経営計画の修正を発表している。
17年3月期に売上高・利益とも中期経営計画の最終年度(19年3月期)に掲げた数値目標を上回り、18年3月期も利益面では引き続き高水準を維持する見込みという。
これを勘案し、中期経営計画における19年3月期の営業利益目標を従来の6.27億円から8.65億円へ、経常利益目標を7.19億円から8.87億円へと引き上げた。


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