野村不HD (T:3231):2117円(-330円)
大幅反落。
日本郵政が検討していた同社の買収交渉が白紙になる見通しとの報道が伝わっている。
条件面での折り合いがつかなかったもようだ。
ここにきて、国内外の企業M&Aをトーンダウンさせるなどの日本郵政社長インタビューも伝わり、先行き不透明感が強まりつつあったが、依然として買収プレミアムを織り込み、観測報道前からは約2割上昇した水準にあったことから、失望感が強まる状況になっている。
西松屋チェ (T:7545):1179円(-43円)
大幅反落。
先週末に18年2月期第1四半期の決算を発表、営業利益は26.6億円で前年同期比9.9%の減益になった。
通期計画は前期比2ケタ増益を想定しており、低調なスタートとの見方が優勢になっているもよう。
雑貨部門ではプライベートブランド商品が堅調に推移したものの、衣料部門は天候要因から春・夏物の出足が鈍く、販売数が伸び悩んでいるようだ。
KLab (T:3656):1864円(+265円)
大幅続伸で高値更新。
先週末には「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル」の国内ユーザー数が2100万人を突破したと発表している。
また、新タイトルの「キャプテン翼」のセールスランキングが順調に推移しているほか、「うたの☆プリンスさまっ♪ Shining Live」の配信接近期待など、手掛かり材料が豊富な状態が続いている。
ファンドの買い戻しなどといった需給思惑も強いもよう。
ゼリア新薬 (T:4559):1911円(+178円)
大幅続伸。
先週末に自己株式の取得実施を発表しており、買い材料視される展開になっている。
発行済み株式数の3.39%に当たる180万株、36億円を取得上限としている。
取得期間は本日から11月2日まで。
一株当たりの価値向上、需給改善などへの期待が高まっているようだ。
なお、EAファーマと締結した、新規プロトンポンプ阻害剤「E3710」のライセンス契約終了も発表しているが、特に悪材料視はされていない。
セレス (T:3696):1623円(+95円)
大幅反発。
先週末、ブロックチェーンの研究開発ベンチャーの「シビラ」と資本提携を行うと発表している。
シビラが独自開発したブロックチェーン「Broof」はデータベースとしての堅牢性と高いパフォーマンスを誇り、トレーサビリティ、情報解析に優れているとされている。
これまでも国内外でビットコインやブロックチェーン関連企業との提携を進めており、フィンテック分野への積極展開を評価する流れに。
LIFULL (T:2120):810円(+61円)
大幅高。
ジェフリーズ証券では投資判断「バイ」を継続で、目標株価を1200円から1300円に引き上げている。
ブランディング費用や決算期変更といった特殊要因により見えにくくなっているものの、実態は改善しているとの評価のようだ。
とりわけ、賃貸不動産広告と新築マンション向けの売上加速を軸に、市場の期待は再度高まっていくだろうと判断している。
沢藤電 (T:6901):560円(+49円)
急伸。
本日の報道では、早稲田大学教授らと日本触媒 (T:4114)が共同で、アンモニアを合成する新手法を開発したと伝えられている。
5年後をめどに実用化を目指すようだ。
同社は3月に、アンモニアから水素を作る技術を開発と伝わり株価が急騰した経緯がある。
アンモニアの供給整備が進めば、同社の技術の実用化にもつながっていくとの思惑が誘われているものとみられる。
アイル (T:3854): - 円( - 円)
ストップ高買い気配。
ブロックチェーン技術の開発を行うシビラへ出資し、資本業
務提携すると発表している。
シビラが行う第三者割当増資を引受け、シビラ株式
5.5%を約3000万円で取得する。
シビラのブロックチェーン技術を活用して、同社の
クラウドサービスのセキュリティ向上、仮想通貨の導入及び応用、在庫データの
オープン化、及び企業、店舗、サービスを横断したオープンなプラットフォームの
企画、開発、販売に共同で取り組む。
シード平和 (T:1739):1338円(+98円)
大幅続伸。
5月末までの建築請負受注をもって、17年6月期における建築請負受注高が100億円を達成したと発表している。
同社は17年6月期から19年6月期までの中期経営計画「売上200億円企業のビジネスモデルの確立とさらなる成長」において、「建築請負受注高100億円」を経営目標の1つとして掲げていた。
この目標達成のため、大阪市内における受注活動を通じたエリアの拡大や大手マンションデベロッパーとの関係強化を図ってきた。
弁護士コム (T:6027):1279円(+130円)
急反発。
同社が提供する日本初のWeb完結型クラウド契約サービス「クラウドサイン」の累計契約締結件数が6月に8万件を突破したと発表している。
導入企業数は8000社弱に上り、導入企業数、累計契約締結件数ともに順調に増加している。
同社は15年10月に「クラウドサイン」をリリースした。
主な導入メリットとして契約締結のスピード化、コスト削減、管理機能の強化を挙げており、今後も新機能を順次追加していく予定という。
グレイス (T:6541):6970円(+440円)
大幅続伸。
6月16日引け後に投資信託運用会社のレオス・キャピタルワークスが同社株式の保有に係る変更報告書を提出している。
報告義務発生日の6月12日時点において、保有株数は41万3400株、保有割合は同9.46%(6月14日提出の前回報告書では7.17%)に増加した。
6月12日には10万株を市場内で取得している。
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