7&iHD (T:3382):4544円(-82円)
売り先行。
前日に第1四半期の決算を発表している。
営業利益は841億円で前年同期比3.3%増、計画比では7億円の未達となったもよう。
増益は確保したものの、国内コンビニ既存店売上の伸び悩み、米国コンビニの天候不順などによる苦戦、ヨークベニマルの増益率鈍化などが影響して、市場想定水準を20億円程度下回る着地になった。
通期市場コンセンサスは緩やかに切り下がるとの見方に。
JDI (T:6740):202円(-8円)
続落。
昨日は投資判断格下げが嫌気されて下げが目立ったが、本日はアップルが2018年後半以降に発売する3機種のスマホで、有機ELパネルの採用を検討していることが分かったとの報道が嫌気されている。
アップル向け中小型液晶が主力の同社にとって、画面の有機ELシフトによる今後の業績への影響があらためて警戒視される形に。
有機EL事業の展開の遅れにより、中期的な業績停滞が意識される状況にもなっている。
サーラ (T:2734):768円(+67円)
急伸で一時上昇率トップ。
前日に17年11月期第2四半期の決算を発表している。
営業利益は58.9億円で前年同期比71%増益、従来予想の47.5億円を大きく上回る着地となった。
通期予想は従来の43億円から48億円、前期比84.9%増へ上方修正している。
経費の抑制や新築分譲マンションの販売好調が好業績の背景に。
年間配当金も従来計画の15円から17円に引き上げ。
C&R (T:4763):1240円(+30円)
大幅続伸。
前日の前引け後に発表した決算を引き続き評価する動きとなっている。
第1四半期営業利益は7.6億円で前年同期比67.6%増益、上半期計画10億円、同1.2%減益に対する進捗率は76%に達している。
通期予想の上振れを織り込みに行く動きとなっている。
制作スタジオにおける利益率の高い受託案件の増加、医療分野の順調な拡大などが好業績の背景に。
サンデンHD (T:6444):339円(+24円)
商い伴い急伸。
二酸化炭素を冷媒に使った自動車用エアコンの圧縮機を開発したと報じられている。
独ダイムラーの「メルセデスベンツ」、「Sクラスクーペ」など、量産車向けとして世界で初めて納入したもよう。
今後の業績への寄与が期待される展開に。
なお、欧州向けのウェイトが高いことから、日欧EPAの締結前進もフォローと見られているようだ。
ケアサービス (T:2425):2600円(+477円)
急騰。
中国子会社の「上海福原護理服務有限公司」が9月中旬より上海市奉賢区葬儀場にてエンゼルケア事業を開始すると発表している。
上海に15ある国営葬儀場のうち、既に16年11月にサービス提供を開始している上海松江区葬儀場、17年5月にサービス提供を開始している上海閔行区葬儀場に続き、3ヶ所目へのエンゼルケアサービス導入となる。
サービス提供葬儀場のシェア拡大を考慮し、当初の予定を大幅に前倒しした。
REMIX {{|0:}}:1165円(+42円)
急反発。
マザーズに上場後10年を経過した企業による上場市場の選択に伴い、東証2部への市場変更を申請すると発表している。
仮想通貨関連として人気化した同社の株価は足元で調整基調だったが、今回のリリースは反発の手掛かり材料として意識されているようだ。
ナガセ (T:9733):4545円(+430円)
大幅続伸。
30万株、12億円を上限に自己株式取得を実施すると発表している。
発行済株式総数(自己株式除く)の2.96%に相当する。
取得期間は17年7月7日から18年7月6日まで。
需給面の支援材料として好感され、株価は一時4745円まで上昇する場面があった。
マクドナルド (T:2702):4370円(+75円)
反発。
7月6日に発表した6月既存店売上高は前年同月比16.8%増(5月は同10.1%増)だった。
増収は19ヶ月連続で、2ケタ増収基調を維持している。
客数は同13.5増(同9.1%増)、客単価は同2.9%増(同0.9%増)となった。
一部メディアによれば、6月はビッグマックのMサイズセットの価格を期間限定で通常から130円引き下げた効果があったようだ。
なお、全店売上高は同16.3%増(同9.7%増)だった。
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