ジェネパ Research Memo(4):2017年10月期通期計画は積極投資で十分達成可能

Fisco

発行済 2017年07月28日 15:38

更新済 2017年07月28日 16:00

ジェネパ Research Memo(4):2017年10月期通期計画は積極投資で十分達成可能

■今後の見通し

● 2017年10月期の通期業績見通し
ジェネレーション・パス (T:3195)の2017年10月期の通期業績見通しは期初計画どおりで、売上高8,500百万円(前期比30.7%増)、営業利益130百万円(同56.6%増)、経常利益130百万円(同94.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益88百万円(同95.6%増)である。


第2四半期時点での通期計画比の売上高進捗率は45.9%である。
2016年10月期の第2四半期売上高が年間実績の48.3%であったことから、やや第3四半期以降の拡販にドライブが必要に見えるかもしれない。
しかし、パートナー企業数・商品数を始めとする重要指標については順調に伸びており、おおむね年率30%程度の増収増益傾向の継続は十分期待できると見ている。


また、同社は更なる飛躍のために積極的にM&Aを含む事業投資を行うとしている。
特に、初年度計画が未達に終わった中国EC事業について積極投資で売上拡大を図り、2017年10月期の売上高目標値として3億円を掲げている。
さらに、商品開発・ブランド開発の展開、EC関連の新規事業についても、積極的投資によって基盤確立を行うとしている。
日本国内のEC市場は順調に拡大しており、同社のパートナー企業数などの主要管理指標も伸長しているため、2017年10月期通期計画値については、全社的には売上高・利益ともに十分達成可能だろう。

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(執筆:フィスコ客員アナリスト 山田 秀樹)

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